朱の召喚士



年齢:29歳
出身:ファンタジア
本名イクシス。元ファンタジア城に仕えていた魔術師で、その中でも屈指の力を持っていたがある日、ファンタジア城地下迷宮の神殿奥深くの『偽る命の書』を手に入れ召喚した悪魔やモンスターを使役し反乱を起こし城内の人々を城内に閉じ込めた。また彼の名はファンタジアの封印の儀式により剝奪されており彼の名前を呼ぶことは死罪となる。
本来優しい性格だった彼だが王宮に仕えた際に城内での貴族達の堕落を目にし、育った貧しい孤児院との差に不平等な生よりも平等な死という考えも持つようになる。
冒険者とサポーターの活躍によりファンタジア城からは撤退し、自身の育ち故郷であるイノスもあるユゴール地方へ。クラブの同胞のアイザックと共謀しイノスの秘宝を狙うがそれも冒険者とサポーターに阻止される。
その後、強大な力を持つ魔獣の力を手に入れるため『トール・サークル』『マリン・サークル』に向かうが考えが変わり、崩壊に向かう二つの世界を元の『トルマリン・サークル』に戻すために全魔力を使い果たし赤ん坊になってしまった。その後はトルマリン・サークルのセイルとフィーネに育てられることになる。またこの終盤に朱の召喚士の名前がイクシスということが判明する。
それからしばらく後、世界の歪みが発生しファンタジアの封印が緩み魔力を取り戻した彼は元の姿に戻り、眠り姫の世界へと向かう。そこでエリル王女との再会を果たし紆余曲折あるものの和解し、眠り姫の後は制約付ではあるがファンタジア城に戻ることが出来た。
台詞
「ぼくに弟ができた!名前はアクィラ。孤児院の裏で泣いていたんだって。」(幼少期)
「......ねえ、マザー。お姫様はなんでこんなに祝福されるの?......なんで僕たちは......」(幼少期)
「拒否されても一向に構いません。その時は、あなたを魔法で眠らせてから上に運ぶだけです。」
「私の名を呼ぶな。私の名は、ファンタジアの掟に従い、罪を背負って死んだ。」
「理想世界、本当の平等な世界の実現のためにも、私は何でもできる甘さなどとうに捨てた...。」
「この世にある全ての「不条理」を取り除くために。」
「世界を理想の形へ導く...。君の力が必要なのだ。さあ、私と共に......。」
「...命を美しいと思うことと、この世界が憎い事は...関係ない。」
「そうでしたね...。私にはあなたがいるのでした。」
「...こうして戻って来たが、まだ違和感がある。本当に私は戻って来て良かったのかと。」
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