マリエーヌシステム



シンフォニーズの一人、マリー社長。彼女の記憶を追体験することが出来る世界。朱の召喚士編、魔女ノゾミ編をクリアした冒険者にアイン博士が見せてくれる。シンフォニーズで未だに消息のつかめない二人のうち一人のマリー社長とはどういった人物なのか、そして彼女はどうなっているのかが判明するメインストーリー最終編の幕開け。
子供のころから天才と呼ばれ、周囲から浮いていたマリー社長とアイン博士。出会った二人は仲良くなり将来安全なゲートシステムを作ろうと約束するがマリー社長の天才性は徐々になくなっていってしまう。
天才ではないただの優秀な大学生となったマリーは講師としてやって来たヘルセプト先生からシンフォニーズのことを聞き、アイン博士との約束を果たすためシンフォニーズに入ろうとする。シンフォニーズに入ろうとするマリー社長にヘルセプト先生が出した条件は活動資金の確保だった。それは一学生が確保できる金額ではなくヘルセプト先生もこの条件なら諦めてくれると思っていたがマリー社長は諦めずボエーム達冒険者とバイヤーをつなぐエンゲージ商会を立ち上げその資金を確保した。そして無事マリー社長はシンフォニーズに入ることが出来た。
その後、開発途中のゲートをうっかり動かしてしまったマリー社長は助けに入ったヘルセプト先生のと共に見知らぬ世界に飛ばされてしまった。そこは澄んだ水が流れ花が咲き乱れるだけの、何もない野原。でもとても綺麗なところで、『いつかまたここへ来よう』と2人は約束する。その後、二人は元の世界に変えることが出来たがゲートシステムの開発は難航する。
しばらく後、偶然マリー社長は『ゲートシステムを安定させるためには生きた人間をシステムに組み込む必要がある』というアイン博士とヘルセプト先生の話を聞いてしまう。アイン博士やヘルセプト先生は人を犠牲にしないゲートシステムの開発を目指したがそれが出来る前にワイアーズブレイクが発生しかけた。それを止めるためヘルセプト先生が自らゲートに取り込まれようとするがその前にマリー社長が割って入ってしまう。
アイン博士と約束した安定したゲートのため、世界の秩序を守るシンフォニーズのため、そしてヘルセプト先生を犠牲にしないために。それからマリー社長はゲートシステムに組み込まれたまま現在に至る。
それからアイン博士はマリー社長を助け出し、人を犠牲にしないゲートシステムの開発に研究している。一方、ヘルセプト先生は自分を責めたのか行方不明になった。
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